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ルネ・ラリック

アールデコ様式を確立した天才作家 ルネ・ラリック


 ルネ・ラリックは1860年にフランスのマルヌ県アイに生まれて、幼少の頃より絵画に関心を持っていたが、母がパリの一流宝飾家のルイ・オ−コックに弟子入りさせた。1886年から彼の初期の創作はもっぱら女性用の高価な装身具や流行のアクセサリ−といった装飾品であった。
1900年のパリ万博でルネ・ラリックはモダンな装飾品と女性装身具の考案者として
決定的な名声を得た。40歳の時には数多くの展覧会が世界中で行われ、以前にも
まして世界の愛好家達に知られるようになった。同業者達は彼の絶大な創意と才能を
見て作品をコピ−したり、ルネ・ラリック様式の装身具を作るようになった。
1925年のパリでの現代装飾産業美術展において幾何学的構成の 文様や器形を採用するようになってア−ルデコ様式を確立していった。 その後、フランスにおいても外国においても偉大な才能を持つ人物 として名声を博し、今日においても天才作家、芸術家として知られている。
オラン / ルネ・ラリック
「オラン」 1927年
オパルセントガラスをプレス成形した作品。
ラリックは圧搾空気を利用して金型にガラスを
吹き込んで成形する技法を開発した。又、
圧搾空気を使用することにより量産が可能と
なった。
つむじ風 / ルネ・ラリック
「つむじ風」 1926年
立体的な型に圧搾空気によって透明ガラスを吹き込んで成形した花瓶。黒色部分は加筆されている


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